こんにちは、奏子(かなこ)です。

これを読んでくださる方は、多かれ少なかれ親子関係に悩んでいるでしょう。
そして、少なからず不仲な親の存在が負担になっているでしょう。
「親から離れたい」そう思っているでしょう。
そうして悩んでいる方に出会ったとき、私がまず伝える言葉があります。
「早く逃げましょう!」
言うだけであれば簡単ですが、簡単なことではありませんよね。
実際、ほとんどは「無理」「逃げられない」といった返事が返ってきます。
当たり前です。
人生のかなりの期間、特に小さな子供の頃を親の元で過ごしてきたのですから。
そんな親を捨てて逃げるなんてできない、そもそも逃げてはいけない。
どうしても、このように考えてしまいます。
私自身もそうでした。
今あなたが親との関係に苦しんでいるのは自然なことなのです。
まして、悪いことではないのです。
親を憎むことは、悪いことではない
憎しみという感情は醜いもの。
まして自分を生み育ててくれた人に感謝こそすれ、憎むなんて・・・
そう思って、自分の感情を押し殺していませんか?
もしそうなら、その感情を出してしまいましょう。
直接親にぶつけなくても良いんです。
言いたいことを紙に書き出しても良いし、心の中で叫ぶだけでも良いんです。
感情を吐き出せば、少しだけ心が軽くなりますよ。
そして、本気で親から逃げたいのか、親との関係を改善したいのか、気付けるかもしれません。
「それでも親子なんだから」は無視して良い
「親子なんだから、~するべき」
「親子なんだから、~してはいけない」
このように言う人は多いです。
でも、それであなたが辛いなら、無視して良い言葉です。
彼らは良かれと思って言ってくれるのかもしれない。
でも、あなたと親のことは何も知らない、良くも悪くも「第三者」なのです。
第三者のために、当事者のあなたが苦しむ必要はないのです。
自分が苦しくない決断ができれば、それで良いんです。
親から逃げることは、悪いことではない
「生んでくれた親を捨てるなんて」
親から逃げようという決心を鈍らせる言葉です。
親から逃げることは、親を捨てることではありません。
自分を苦しめる人間から離れるだけです。
それが親だっただけ。
あなたを生んでくれたとしても、育ててくれたとしても、
あなたを苦しめて良い理由にはなりません。
本当の意味での「親」であれば、生み育てた子供が苦しむことこそ望みません。
だから、あなたは親から逃げても良いのです。
苦しまなくて良いのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。