こんにちは、奏子(かなこ)です。
ある夜、色々な曲を聴いたり弾いたりしながら思ったこと。
異なる2人のミュージシャン(楽器は同じ)に、決定的な違いがあることに気付きました。
パートは同じ2人のミュージシャンの違い
一方にはあるけど、他方には無い。
無いからといって悪いわけではないのです。
寧ろ、演奏技術だけであれば(このサンプルに於いては)それが無い他方の方が優っていました。
だけど、無いことによって彼らの奏者としての"格"に差を感じます。
その違いが意味すること
この違いが、売れるか否かの分かれ目…と言いたいところですが。
残念ながら全く関係ありません。
こんな所まで聴き込む(気にする)のは、私のような一部のマニアだけ。
世の中の大多数の目(耳)に止まる要素にはなりません。
それでもこんな微妙な部分にまで拘りたいミュージシャンは、世の中にごく少数しかいないマニアに届ける為のセールス方法を必死で考える必要があります。
不条理ながら、そうしなければ生き残れません。
当然ながら私は細部まで拘り抜いた作品を生み出すミュージシャンが好きですし、それが本来のあるべき姿でしょう。
出会い方
幸運にも、私はそんなミュージシャンに何人も出逢えました。
但し、あくまでそれは偶然。
まだ出逢えていない素晴らしいミュージシャンは必ずいます。
彼らは、音楽にストイックであるが故に効果的な情報発信をしていません。
偶然出逢うか血眼になって探すかでないと、彼らの音楽を求めるリスナーに見つけてもらえないのです。
逆に、一般的な知名度を上げなくともそのコアな層にさえ届けられれば十分。
求めるリスナーにとって探しやすい形で発信すれば、彼らのファンは必然的に増えます。
そして、その発信方法は存在します。
但し。
届けられるのは、事務所でもレコード会社でもリスナーでもありません。
音楽への拘りをもつ"ミュージシャン本人"だけです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。